★温泉(全般)★

2014年7月25日 (金)

【おふろ学校記念講演】温泉の豊かさ 人にも自然にも

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 温泉は人のココロを解(ほぐ)してくれ、新しい出会いを導いてくれる。語りつくせない多面的な魅力が「温泉」にはあるのだと思う—。

 初講演となった関西在住の温泉仲間、YOOMIさんこと金裕美さん。締めのこのメッセージに、「温泉のあったかさとは」が凝縮されているように思えました。

 温浴に携わる事業者さんらでつくる「おふろ学校」(同NPO運営)の第10回記念講演会が大阪市で23日、ありました。


>郡司さんら3人がゲスト講師

 3人の講師がゲストで、注目は温泉チャンピオンで知られる郡司勇さん。「お湯の新鮮さはとても大事。湯めぐりをするときは、色や味、臭いを確かめながら入ると、楽しい入浴ができます」と話しながら、別府、草津、万座に始まり、「泉質の良さ」「色の美しさ」「かわりダネ」など日本の名湯50選を紹介してくれました。

 温浴事業の監修などを手掛ける望月義尚さんは、今後の業界の行方を「温泉は純化し、サウナは進化していく。健康寿命支える使命も注目され、それぞれの施設は環境を生かし、強みを伸ばす取り組みを」と強調していました。


>豊かな日本の温泉 数々を披露

 郡司さんが披露してくれた各地の個性ある湯や雰囲気を残した和風旅館の数々。金さんがエピソードを交えながら楽しく振り返ってくれた大自然の中の野湯や組合泉などの湯めぐり、そして地域の人たちとの交流の数々。日本の温泉やそれを巡る文化がいかに豊かなものであるか、教えられました。

 クイズで面白かったのは、自宅の入浴。郡司さん、金さんは「特別なことはせず、普通に入浴しています」。望月さんは「温感を鍛えたり、『実験の場』にしています」と笑いを誘っていました。

 温泉は自然とだけでなく、人との触れ合いでもある。そんなことを思い起こす機会にもなりました。

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2013年12月31日 (火)

【2013巡り湯回想2】湯の宝庫・九州や露天天国・奥飛騨など

 続いて、今年はソムリエセミナーなどで熊本や鹿児島など九州の未体験温泉に出かけることも多い1年でした。こんなところに…。そこは感動の湯ばかりでした。

 肘折や渋、奥飛騨といった有名温泉地も、とても地道で素晴らしい湯町。島根・奥出雲や千原、岡山・湯原なども再訪し、その魅力を確かめました。今年は「アルカリ」の湯にたくさん出会えました。

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  △硫黄香るアルカリの湯が足下から湧いてきます。時にエメラルド。清澄さもすばらしかった鹿児島「かじか荘」さん。


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 △初訪問、佐賀・嬉野では「殿様湯」を贅沢にも体験。まさに「極上」でした。


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 △熊本・平山温泉郷もたまごフワフワ香るトロトロ湯。「奥山鹿」さんでのソムリエセミナー懇親会の盛り上がったこと。


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 △鹿児島・紫尾温泉。こぢんまりした湯町に残る湯と人のあたたかさにほっこりしました。


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 △川内高城(たき)温泉ではマラソン大会に遭遇。町ぐるみの応援に湯のあたたかさを重ね合わせました。


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 △忘れていけないのは濃厚、和歌山は花山温泉。色も味も肌触りも圧巻!大阪観光大学の実践士講座も3度目となりました。


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 △ぴったり温度の極上アルカリ湯が湧く、出雲湯村温泉。松江道の開通で身近になった島根県雲南市とは仕事でも関係ができ、1月の時には川沿いの野天に入れるラッキーも。


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 △千原温泉(島根)は変わらぬ湯治場風情と生まれたての湯が満ちていました。冬の再訪だったので、五右衛門風呂のありがたかったこと。


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 △温泉津温泉(島根)では、薬師湯の温泉ソムリエ・内藤さんとお会いできました。元湯のアチチは48度超!30秒がやっとでした。温泉から温泉への切符。玉造から向かったので、ユニークな乗車券になりました。


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 △岡山は、紅葉残る湯原温泉で古林さんを再訪。奥津荘のほか、真賀温泉で足下湧出のアルカリ湯を別府ツッチさん、大阪グッチさんと楽しみました。


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 △長野・渋温泉の大湯をはじめ、九つの湯巡りは共同湯の原点も感じました。


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 △雪景色の山形・肘折温泉。東北の山間のすばらしい湯の町でした。


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 △そして奥飛騨。湯量も温度も豊かで、さらに清澄な天然水にあふれる水と露天風呂の天国でした。新穂高や槍見、野の花山荘の露天もとても気持ちがよかった。


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△広島県北の北広島町でも湯巡りスタンプラリーが始まり、久しぶりに再訪した養老温泉(千代田町)。たたずまいも素晴らしく、広島にもこんな素敵な温泉が、と嬉しくなりました。すぐ近くの千代田温泉も鉄を含む広島では珍しい濁り湯。Niftyの温泉探訪記にもさっそく書いてみました


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 △そして最後は、「聖地」の湯。赤倉に東西のソムリエ仲間が集まりました。

 時間切れで抜けたところもありそうですが、まずは。そして。関西、九州などソムリエ仲間の輪がぐっと広まった1年でもありました。湯のあたたかさ。人のあたかかさ。どちらの恵みにも感謝し、来年も楽しい湯巡りができたらと思います。               

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【2013巡り湯回想1】さよなら不老泉…別府名人を達成

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 今年も素晴らしい湯と仲間にたくさん巡り会えた1年でした。一番のトピックは、別府八湯温泉道名人を達成できたことでしょう。惜しまれた不老泉のお掃除プロジェクトもやりがいの大きいイベントに。思い出に残った湯たちを振り返ります。まずは別府編から−。


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 △テントの湯は演歌流れるトロトロ湯=赤松温泉。


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 △春の温泉祭りも初めて見ることができました。


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 △湯けむり鉄輪を一望、八十八湯締めの湯となった東屋。


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 △殿堂写真に使った姫島・拍子水温泉の野天湯。シュワシュワ炭酸泉が黄金の湯へ変わります。


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 △街中の半地下共同湯はアングラ度はバツグン。日本一狭い路地にある梅園温泉。


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 △寿温泉とともにお気に入りの春日温泉。独自源泉の湯と雰囲気に引かれます。


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 △湯冷めしないように浮かんだボードが圧巻。タライを借りて使った思い出の七ツ石温泉。


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 △裏泉家巡りも初参加。個人のお宅や街区ごとにある共同湯に胸が高まりました。


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 △改築のため、長い歴史に終止符を打った不老泉。広く味わいある建物には惜しむ声もたくさん=Nifty温泉探訪記。お掃除プロジェクトは朝見温泉と最後の不老泉に参加できました。


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 △また一つ。人の営みの温かさとともに消えた「薬師湯」。


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 △別府であった、大分県各地の温泉の指湯選手権もユニークでした。


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 △別府鉄輪の湯治宿「貸間」こと、双葉荘さん。湯のパワーをあますことなく感じます。


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 △最後は年初にぴったり「日の出温泉」。このほか、「幸温泉」も素敵な名前の共同湯でした。

 =2へ続く。


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2013年7月31日 (水)

【神戸でソムリエSUセミナー】キャラ立ち盛況!広がれ湯の輪

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 キャラ立ちしたソムリエ仲間がいっぱい!そしてナント別府からも。蝉しぐれの中、「温泉ソムリエ」ステップアップセミナーが神戸市西区の「天然ラジウム温泉太山寺 なでしこの湯」でありました。私も2年前、ここで「分析書セミナー」を受けています(記事は ここ )。

 別府温泉道でお世話になった恩人ソムリエを三宮でお迎えし、最寄りの都市学園駅でナント家元遠間さんとばったり!仲良くシャトルバスでなでしこの湯へ向かいました。

 私はセミナーには出ず、お部屋を借りてマッタリ。ここ、なでしこの湯は新陳代謝を促してくれるからでしょうか、ツルツルのあとポカポカになります。カランまで温泉を使っているとは。しかも24度の源泉浴槽に入れば、温冷交互浴でシャキッとします。今回は宿泊者専用の内湯も楽しめました。

 セミナーは、大阪観光大で出会った方も多く、42人が参加し、盛況に。なでしこの湯などを運営するオーナーの清水武志さんこと「シミタケ」さんも嬉しそうでした。


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 夜は三宮でオフ会。別府ほかにも、福岡から東京から長野から。あ、新潟からも(^-^; まあ、みなさん元気なこと。大盛り上がりでした。名人会大阪支部長のグッチさんと別府と温泉道をPRさせていただきました。

 関西で、あったかい湯の輪がまた広がりました。シミタケさん、グッチさん、金井さん、そしてイエー元、お疲れ様でした!

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2013年7月 3日 (水)

【大阪観光大で温泉講座】「観光管理士」ゲット 湯の輪もさらに!


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別府への道、もとはと言えばここからでした!

大阪観光大の「温泉観光実践士」講座に今年も参加。3年連続のプレミア?で「温泉観光管理士」にも認定していただけました。

もちろん、別府八湯温泉道の初代名人でもある浦先生に名人達成も報告してきました。温泉ライターの野添ちかこさんに声を掛けてもらったおかげで、輪が大きく広がりました。


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宿泊は、犬鳴山温泉の「み奈美亭」さん。日根野駅からバスで20分ほどの山あいにあります。ヌルツルのアルカリ硫黄泉が特長で、近くには「山の湯」という共同湯もあるちょっとした「奥座敷」の風情があります。


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講師でもある、マップルの高垣さんに周辺を案内してもらうなど、こういう機会でもないと、なかなか来れません!

ソムリエをはじめ、たくさんの素敵な仲間と出会えました。湯の輪はあったかいです、いつも。どうぞこれからもよろしくお願いします!

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2012年12月31日 (月)

【温泉回想2013】寅さん追いかけ庶民の湯へ(杖立・満願寺など)

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黒川温泉からそう遠くない場所にある「田の原温泉」。この名を聞いたのをきっかけに、第21作「寅次郎我が道をいく」を久しぶりに見ました。そうしたら、ああ、なんて懐かしい場所が!

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このシーン、今は三セクになった「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」が舞台だったのです。地獄温泉や垂玉温泉の入り口で三度、訪れました。駅には外湯もある、趣深い名所です。

「青年。女に振られた時は、じっと耐えて、一言も口を利かず、黙って背中を見せて去っていくのが、男というものじゃないか」

今作の寅さんの名言(^^; 思わずそんな面影を求め、フラリひとり旅に出かけたのは暑さがやみ、秋らしさが出てきた10月下旬でした。南小国へ列車とバスを乗り継ぐヒイヒイの行程でしたが、見つけたものはそれ以上にあったかいものでした。

 
<杖立温泉>

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温泉心に火がついた!「素晴らしいっ」と湯けむり立つ河岸で一人、叫んでしまいました。寅さんロケ地にもなった杖立温泉は、川沿いに宿が立ち並び、モウモウがあちこちに。狭い階段路地も味わいたっぷり。これだけ情緒あふれる湯どころだったとは驚きでした。

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開放された「元湯」に早速。今朝はいい湯かげんで、薬味臭とほのかな塩気があります。ヌルツルの絶品湯です!あー、幸せ(^^) 

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一方、すぐ山の手にある「薬師の湯」は透明な無味無臭の湯。アル単っぽい感じで、泉質にも微妙な違いが感じられました。

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紅葉橋には、願いの絵馬がいっぱい!遠目越しにあちこちから立つ湯けむり。いっぺんで好きになりました。


<満願寺温泉>

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こぢんまりした田舎町の小さな川。澄みきった清らかさに魚たちも気持ちよさそう。そんな風景を目の前にして、足元湧出のサラリ湯を楽しめるなんて!

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憧れの満願寺は川湯温泉。見ての通り、入浴用と洗い物用の湯船が分けられています。しっかり浸かれば、目の高さと川面が一直線。着替え場らしいものもなく、隣ではおばちゃんが洗濯を始めました。脱ぎ着に恥ずかし度ナンバーワン、間違いなし。

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入浴は、200円をチャリンと。棚に着替えが置けるだけ。人も通ります。寅さんがフラッと現れそう。

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底がちょっとヌルヌルして滑りやすいのにはご注意。それにしても気持ちが豊かになります。湯かげんもいい具合。沸いて満ちて、川へ流れ消えていきます。サワサワそよ風。時間が止まったかのような。静かに、ゆるりと。生活に根付いた、素晴らしい湯の風景。ナンバーワン、間違いありません。

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川湯のすぐ前にある共同湯もシンプル。内湯は、狭い方とこちらの広めと男女とも2つあります。湯口、湯尻がはっきりと表示されているのも潔くて好感が持てます。


<田の原温泉>

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「たのはる」と読みます。バスの時間がなかったため駆け足で訪れました。映画では、スッテンテンになってここに居着いた寅さんをさくらが迎えにきます。ロケ場所である大朗館さんには、記念の掲示板が飾られ、共同湯もほぼそのままの風情を保っています。ただ、中には入れないのか、開いていなかっただけなのか、確認できませんでした。

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今回は日田駅に9時着き、杖立まで路線バスで40分。杖立からは福岡から黒川に向かう高速バスに途中乗車し、満願寺入口で下車。川湯までは歩いて10分でした。満願寺から田の原までは案内図ではたいしたことはないように見えましたが、どうしてどうして。山道を1時間弱歩く無謀劇に…。

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田の原からはコミュニティバスで黒川まで約10分。黒川からは別府に向かう九州横断バスで由布院で降りました。我ながらすごいスケジュール。1本でも逃せば大変なことに。それだけに、初めて乗ったゆふいんの森の快適なこと。寅さん、いい湯よいい旅でしたよ!

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【温泉回想2013】空を眺める気持ちよさ(峩々など)

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 今年は、関西の温泉ソムリエ仲間との輪が神戸のオフ会で広がり、湯原温泉の指南役を古林伸美さんの教えでゲット。大阪観光大学の温泉観光実践士の講座は1日だけでしたが、2年連続で聴講してきました。そして難問ありの「温泉ソムリエ検定」を解き、アンバサダーを申請。仕事で多忙を極めながら別府に通う1年でしたが、たくさんの湯巡りも忘れられません。さあ、振り返ってみましょう。


<宮城・青根温泉>

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山奥にこんな木造レトロのステキな秘湯の宿があるなんて。伊達政宗の騎馬像のミニモデルも。立ち寄りはありませんでしたが、素敵な日本旅館でした、不忘閣さん。


<宮城・峩々温泉>

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秘湯のイメージが大きく覆りました。談話室にはジャズやボサノバが流れるとてもこぎれいな宿で、若い人も多く訪れています。温泉の歴史も古く、竹筒でアチチの湯を寝転がってお腹にかける伝統あるスタイルで知られています。

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湯船は1メートル四方くらい。木の枕を使って縁に寝転がります。桶を片手に湯船から湯をくみ、バシャンバシャン。おっと熱いです。ならば、タオルの上からで。しかも100回がいいそうです。足に掛けたら、これも軽やかになりました。

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まろやかでさっぱりしたナトカルー炭酸水素塩・硫酸塩泉。飲めばさらに体の中からデトックスも。川沿いの貸し切り露天からは、木々が生い茂る絶壁がまるで絵のよう。携帯も繋がらない山間。静かに湯の流れが響きます。

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もう一つは、前おかみ竹内則子さん。地元情報誌に寄せたコラム「峩々に暮らして」に引き込まれました。

「お天道さまが朝を運んできて目覚め、そしてゆるゆると昼となり、しかる後に森も眠る夜となる。そんなあたりまえを積み重ねていくと、"特別"になることを、光は暗きに照ることを、教えてくださった月心寺の村瀬明道尼を思い出し、悲しみを今なお背負っている人に寄り添いたい、祈りの秋です」

そう、ここは東北。被災地に寄せる想いは、いつもひとつ。やさしく心に文が染みます。

「一瞬にして人生がひっくり返ったのですから、皆で手を差し伸べ寄り添って歩いていきましょう、と言い続けていかなければと思うのです」

訪れたのはちょうど震災から二度目のお盆の時期。西日本はす震災前に戻った感が強いのですが、この地にはそうでない、それぞれの人や自然の背中を見つめた思いやりと決意のようなものがあります。露天から、空に瞬く星星に尊い命に想いをはせました。

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女将になった時に団体と宴会を取り止め、体と心の癒やしを上質な宿と極上の湯に求めた、なかなかステキな方です。


<宮城・遠刈田温泉>

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湯に浸がるまで「とおがったなやー」。山間に開けた遠刈田温泉のお盆は、子ども盆踊りと花火大会で夏をにぎやかに惜しんでいました。

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神社に外湯にお宿に商店街。こぢんまり湯のまちに湧く塩化物系の硫酸塩泉は肌にまろやか。

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夜に立ち寄った「壽の湯」は地元の方に愛される銭湯スタイル。アチチの源泉が湯船からサラサラあふれ、別府方式で湯をくみ、そしつて冷まし、ザブンザブン。「…いい湯だなあ」。思わず漏らした独り言に隣のおじいさんが笑っていました。

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朝の露天も極楽気分になれました。平屋でバリアフリーが特徴の「源兵衛」さんに一泊。無味無臭で香りもわずかな清涼なのに、赤茶色の着色と塩の堆積物が立派のあかし。鉄分を約2ミリ弱含むのもユニークでした。


<高峰温泉>

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再訪の目的は、新しく出来た「雲上の露天風呂」でした。宿から山へ少し上ったところに3人くらいが絶景を望みながら入れるお風呂があります。男女別です。

空気のきれいなこと。景色の透き通っていること。空のどこまでも続くことー。時が経つのを忘れてしまう、というのはこういうことなんだな、と実感します。

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内湯も交互浴が出来る優れものです。小さな湯船にはぬるめの源泉が。横は加熱した源泉が満たされ、どちらも気持ちがいいのです。

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この日は月が特に大きく見える夜で、星空観察がありました。朝は、恒例の野鳥観察。飲泉もできるし、山野花のてんぷらは美味しいし。トレッキングも楽しめる湯の郷がここ高峰温泉。定宿にしたいほどです。

(続きます)

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2012年1月26日 (木)

【TJ温泉特集】広島で「いい湯だな」

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 ◆タウン情報ひろしま(TJ)で特集

 発売中の広島の地域情報誌「タウン情報ひろしま(TJ)」の2月号で、「今すぐ行きたい 近場のいい湯」に温泉ソムリエとして顔を出させていただきました。

 お風呂からの眺めが素晴らしいと気持ちまで良くなりますよね。さらにお風呂上りにちょっとした見ものがあれば言うことなし。さらに身近にこんなところが-。とエンタメ度いっぱいです。

 3年前に広島の温泉でちょっと書いたコラム(47URARA)がベースです。確かに広島県内には九州や東北などにあるような湯治もできる本格的な温泉地はそう、ありません。循環方式や沸かし湯を完全に否定する気まではないのですが、たとえば塩素消毒は私の肌が少し苦手なこともあり、やはり掛け流しや足元湧出、ブルーやイエローのめくるめく湯の神秘にトコトンほれ込んでしまいます。

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 ◆広島の「いい湯」とは?

 温泉は、やはり心と体が喜ぶことが一番です。意外にも私が温泉にはまるきっかけになったのも、スーパー温泉銭湯なのですから。

 ならば、絶景の瀬戸内海や中国山地の眺めを楽しめたり、神楽を湯上りに見られたりなど、大きく4つのジャンルに分け、特徴的なところを編集部さんと考えてみました。


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 ◆地球の恵み 上手に生かそう

 たとえば別府などでは入浴の仕方など暗黙のルールがあります。生活に溶け込んでいるあたり、そこは「温泉文化」と言ってもいいでしょう。広島ではそういう習慣はほとんどない気がします。

 そこで私たちも、施設の側も、地球の恵みである温泉をどう楽しみ、どう生かしたらいいのか。それをちょっと湯に浸かりながら想いをめぐらす機会になればいいなと思っていました。

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 ◆上手な楽しみ方いっぱい

 候補に挙げられなかったり、紹介できなかったりした施設などもあります。でも、冷鉱泉なら源泉を温冷交互浴や打たせ湯として活用したり、塩湯(ナトリウム-塩化物泉)なら上手にあったまるように案内をしたり。清潔な環境や温泉を大事に使う姿勢はもちろんですが、やり方によっては広島でも温泉を楽しむことはできると思います。


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  炭酸泉(二酸化炭素泉)を除けば、科学的にその効果はまだ確証されていないと言われています。とはいえ、美肌の湯やリラックスできる湯、ポカポカあったまる湯、殺菌作用のある湯、飲むと胃腸を整えてくれる湯-。温泉にはお出かけ効果も含め、不思議な力があります。 

  何百年もの歴史の中で「~に良い」とか、「子宝の湯」とか評されるのは、それなりの蓄積がきっとあるのだと思っています。特に女性向けに体や肌、そして心に優しい湯などに絞ったら、その魅力がまた広がる気がします。

 
 ◆知れば知るほど魅力もいっぱい 

 TJ2月号、本通りの特集も見ごたえがあります。ご興味がある方は、ぜひ手にとってご覧ください。また、温泉や温泉ソムリエ(協会ホームページは ここ )に興味をもたれた方は、遠慮なくご連絡(コメント)ください。少しでも温泉で体と心が気持ちよくなれるお手伝いができたら嬉しいですね。

 ◆別府温泉道、2段を達成!


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 遅ればせながらの報告ですが、別府八湯温泉道(88湯のスタンプラリー)も2段(16ヵ所)を達成!。市の観光協会に申請し、まずは入門者として「白」のタオルをいただきました。


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 現在は「谷の湯」さんを最後に20ヵ所までいきました。広島でも私よりも温泉にずっと詳しく、入湯数もはるかに多い方がたくさんいらっしゃいます。やはり経験が第一ですから、まずは別府をしっかり極めたいと思っています。

 ◆温泉は文化 被災地にエールを


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 先週21日の朝日beランキングは、<今こそ訪れたい東北の温泉地>でした。「私たち日本人が温泉地に求める原風景や素朴さ、郷愁が強く残っている-」。1位はやはり乳頭温泉郷。2位鳴子、3位八幡平。個人的には6位の蔦温泉が好み。福島県をはじめ、被災地の温泉を今こそ応援したい気持ちでいっぱいです。

  これも湯に関わってこられた皆さんのおかげです!ありがとうございます。 過去の温泉の関連記事は こちらから 


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2011年12月31日 (土)

【地球の恵み】素晴らしい「湯」たちに感謝

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足元から沸くトロトロ湯に浸れる幸せは、壁湯温泉福元屋さん。そしてシュワシュワ楽しい長湯ラムネ温泉(=1月)。

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絶景・霧島は妙見石原荘さん(=5月)。忍耐を試された修行の温冷浴は寒の地獄温泉、スケスケ具合が返って気持ち良かった天ヶ瀬の川沿い露天の数々(=9月)。

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温泉の不思議は色の神秘にもあり。レモンイエローが日に映える岩手の国見温泉(=8月)、そしてコバルトブルーが海や空まで広がるよう、別府いちのいで会館(=11月) 。


  ◆


今年もたっくさんのすばらしい湯に出会えました。そして人にも。
感謝と好奇心を忘れず。

さあ、もうすぐ年が明けます。
温泉に浸かるように、あたたかい新年を。


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2011年12月 3日 (土)

【別府八湯温泉道】湯っくり湯ったり 88湯

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  「別府八湯温泉道」に11月、入門しました。来年までに名人を目指します!


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 別府、鉄輪、浜脇、観海寺、北浜、亀川、堀田、柴石の8地区の外湯やホテル・旅館の内湯88個所を「スパポート」を手に巡るスタンプラリーです。「表泉家」の名人になれば、ひょうたん温泉に殿堂入りできます。さらに「裏泉家」なるものまであるそうで…


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 浜脇温泉にある「茶房たかさき」の名人、高崎さんにもごあいさつを済ませました。JR九州も九州八十八湯巡りのスタンプラリー「御湯印帳」をしていて、この2つは離せません(写真は明礬温泉「豊前屋」さんの内湯)。


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 「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」。別府駅を降りれば、この一大湯どころを世に知らしめた油屋熊八さんの象に出会えます。別府を知らずして温泉を語るなかれ、とは大げさですが、湯質や雰囲気の違いを楽しむのはたまりません。頑張ります!

    ◆

 <別府八湯温泉道>

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  1:海門寺 2:春日 3:不老泉(写真) 4:末広   5:茶房たかさき 
  6:いちのいで会館  7:鶴寿泉 8:豊前屋  9:野上本館 
10:田の湯 11:紙屋 12:竹乃井ホテル


 <九州八十八湯めぐり>

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 1:茶房たかさき 2:いちのいで会館(写真) 3:豊前屋 4:竹乃井ホテル

 ※2011年12月3日現在。ツイッターは11月13・14日、12月2、3日に「中継」してます(^^♪

 
 

  

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