☆温泉(九州)☆

2014年7月15日 (火)

【原鶴温泉】嬉し楽し、ハダツルタマゴ湯たち。

 人も湯も、個性があるからきっと面白い。アルカリとふわり硫黄の恵み。原鶴温泉あらため、「ハダツル」温泉記―。


◆やぐるま荘◆

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 ガラガラガラッ。

 「おーっ!!」

 体育館のような、巨大温室のような。名物大岩ぶろにあふれる弱アルの優しい湯にほっとします。アツメの岩湯に注がれる源泉からは、タマゴの匂いがふわっと。含めば、かすかな甘味とまろやかさにゴクゴクいけそう。ヌルメ岩湯や露天でまったりもできます。

 敷地から沸いたまま。入ってよし、飲んでよし、見てよし。九州初の温泉ソムリエセミナー開催場所でもあるやぐるま荘さん。女湯の方がさらに広いなんて!


◆愛泉一◆

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 澄みきった「ぬる」「ヌル」湯。共同湯ふうのタイル造りも癒やしエナジーたっぷり。これはやめられません。手前の狭い湯船は「上がり湯」。おばちゃんの丁寧な案内にファンはきっとご満悦間違いなし。


◆延命館◆

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 微細な気泡がこれでもか、と気持ちいいほど。しかもぬるめのツルり湯。筑後川からそよぐ風を受けながら露天でマッタリ、いいですねえ。


◆旅館喜仙◆

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 ジャバジャバ湯があふれる様はお見事!pH9を超せばヌルり具合はもう格別。もわもわサウナ状態で湯の恵み、全身でいただきます。


◆ビューホテル平成◆

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 おやっ、なんと土類の恵みが原鶴にあるとは。析出物に思わずニンマリ。入ってサッパリ、眺めもアッパレ。


◆泰泉閣◆

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 ジャングルなど趣向あるお風呂がいっぱい。表示の分かりやすさ、これはお見事!家族連れでもツルり感ある湯にのびのーび入れます。 


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 それぞれ自家源泉を持ち、カランも温泉、が多かったのもポイントでした。博多からちょいっと1時間と少し。ソムリエつながり、旅館協同組合事務局の庄崎さんご案内に感謝です。

http://www.harazuru.jp/

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2014年2月17日 (月)

【熊本温泉巡り】硫黄の香りに開放露天ー満願寺・わいたなど

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硫黄の香りが染み付く幸せ。開放的な露天に心が解放される幸せー。ああ、温泉バカだなあ、と実感する瞬間です。

関西&九州ソムリエ仲間との熊本湯めぐり。2日目は、地獄温泉から満願寺、そして憧れのわいた温泉郷へ向かいました。


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「日本一恥ずかしい」とされる満願寺の川沿い共同露天はちょっと寒いかな、と心配しましたが、ちょうどいい湯かげん。底のヌルヌルもそれほどでもなく、みなでワイワイ入るにはぴったり。

「どこで着替えたらええねん!」。そんな声も楽しげです。おばあちゃんが横で洗ってたお芋だけでなく、私たちの体もこの清澄な湯に溶けていきそうでした。

ぼうぜんとしたのは、初訪問のわいた温泉郷。湯けむりがあちこち立ち上る光景は、迫力がありました。


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まずは山川温泉「しらはなシンフォニー」貸り切り露天で「湯の花パック」を初体験。お互い顔を見合わせ、大笑いの連続です。底を軽く足で混ぜれば、湯はエメラルドからブワーッと緑白色に一気に変わるのですから、すごい。


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「ゆけむり茶屋」で入浴と昼食後、締めは「青い湯」で知られる「豊礼の湯」へ。曇りとはいえ、少し白く濁った青い湯につかり、広がる景色を眺めていると、身も心も解き放たれます。ああ、なんて気持ちがいいんだろう。


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前夜は、垂玉温泉・山口旅館の滝見の湯にも入れました。見上げれば、お月様に満天の星空が。単純温泉でありながら、うっすらエメラルドで金気のあるまろやか湯は、何度でも楽しみたくなります。

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目標だったすずめのアチチ湯には、10秒と持ちませんでした。「ガッハッハ!」と常連さんが大笑い。湯は楽しいなあ。人も熱いなあ。

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硫黄の極上湯があふれる奴留湯(ぬるゆ)温泉もチラ見。これでもか、と九州パワーを感じた旅になりました。

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2012年10月15日 (月)

【湯めぐり回想(小浜・雲仙・阿蘇)②】景色も湯も最高!

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 続いて、島原からフェリーで熊本に渡ります。市内までは連絡バスを合わせて約1時間半で着きます。熊本から列車で豊肥線で立野へ。そこから阿蘇下田城ふれあい温泉駅へ向かい、乗り合いタクシーで着いたのが垂玉温泉の山口旅館さんです。


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 島原からのフェリーでは、たくさんのカモメがお出迎え。海の豊かな景色を楽しめるのも、この地域の大きな魅力です。


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 熊本からは、特急「あそボーイ」に。JR九州の誇るエンタメトレインです。

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 親子シートや展望席、カフェラウンジなど、乗っていて飽きません。


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 今回はトロッコ列車ではありませんでしたが、蘇下田城ふれあい温泉駅にふたたび降り立ちました。構内に温泉があるユニークな駅です。最近知ったのですが、ここ、寅さん第21作で出ていたんですね。親近感が一気に沸きました。

 さあ、垂玉温泉へは乗り合いタクシーを利用します。バスは残念ながら廃止されていました。


 <垂玉温泉>

 以前のリポートではすぐ上の地獄温泉がメーンでしたが、今回はここ。特に有名なのが、この露天の混浴、滝見の湯です。


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 目の前を滝がザザーッと流れ、ちょうどいい湯かげんの温泉が掛け流されます。見てください、このこのエメラルド!。まろやかさもあり、気持ちがいいんです。全身で喜べる、希少なお風呂です。


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 数値的には単純温泉になっていましたが、鉄(Ⅱ)あたりが効いているのでしょう。においはほとんど感じませんでした。


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 そして立ち寄りでは決して体験できないのが、夜の滝見の湯です。ちょうどお月さまとも一緒になり、フワーッと体の芯から余計なものが消えていく感じでした。すばらしい。


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 山口旅館さんは湯治のころの面影を今も残しています。高級旅館をイメージしていましたが、ちょうどいい人当たりの雰囲気がとても気に入りました。


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 内湯はさらりとした白湯。つぼ湯など趣向もあり、お風呂めぐりが存分に楽しめます。それにしても地獄温泉はすぐ上なのに、こんなに湯も風情も違うなんて。驚きです。


<地獄温泉>

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 翌日は、すずめの湯を再訪。「水銀中毒に効く」と書かれた硫黄の白濁の湯はこれまた神秘に違いありません。やっぱり奥の湯はアチチでした。

  ◆

 駆け足ながら、小浜、雲仙、阿蘇と気持ちの芯が喜ぶ温泉ばかりでした。それは、景色も人も。いつかまた。そう誓わずにはいられません。
 

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【湯めぐり回想(小浜・雲仙・阿蘇)①】宝の湯がいっぱい

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        【写真】阿蘇・垂玉温泉の山口旅館、滝見の湯。


 2012年もあと3カ月だなんて、ビックリです。振り返れば、素晴らしい湯に出会ってきました。更新をすっかり忘れていましたが、年初めに訪れた天草・島原、そして阿蘇。思い出してあったまってみましょう。


 <天草>

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 熊本から車で天草へ。天草五橋越しの海と空の美しいこと!

 まずは九州温泉道や秘湯を守る会にも登録されている「湯楽亭」さんへ。洞窟風呂などユニークなお風呂が気持ちをそそります。


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 が。残念ながら修理中で時間がかかるとのことで断念。ここは次回へ持越しです。

 
 <小浜温泉>

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 天草からフェリーで島原に渡ります。再訪となるのが小浜温泉。高温の塩化物泉の湯気が街中にモウモウと立ち込めます。宿は、海から一歩入ったところにある、こぢんまりとした國崎旅館さん。

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 3カ所あるお風呂は、みな貸し切り制。空いていれば廊下にランプがつきます。1階の小さめの内風呂はなんと晩酌のサービスがしてもらえます。階段を上った露天も風情豊か。内風呂はぬくもりある雰囲気が心を休めてくれます。

 お湯は塩湯ですが、しょっぱさはそれほどなく、肌にまろやかでくせがありません。湯船では熱さもそれほどでもなく、とにかく気持ちがいいのです。こういうのを「絶品」というのでしょう。


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 小浜温泉には外湯がいくつかあります。國崎さん近く、木造の脇浜共同湯がこれまた風情タップリ。


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 湯船も脱衣場も広く、昭和レトロが残っています。お湯はアチチでしたが、朝風呂にはピッタリの気持ちよさ。懐かしさが心まであっためてくれます。


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 小浜といえば、夕日。海上の湯からのこの眺めは忘れられません。


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 そしてちゃんぽん。エビやイカなど海の幸タップリ。何カ所もお店があって、食べ比べも楽しめます。


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 さらに、島原では自生しているイルカの群れを観察することができます。その確率95%近くといいますから、ぜひ会いに行ってみることをお勧めします。


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 湯けむりがあちこちに立ち、豊富であたたかい湯が満ちる。魚や庶民の食があり、素晴らしい景色を持つ小浜。國崎さんのもてなしにも派手さは決してありませんが、外湯の気持ちよさも含め、小浜は本当に素晴らしい温泉地です。


 <雲仙>

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 翌日は、雲仙へ。緑白色の小地獄温泉館はやっぱり人気。旅館宮崎さんは大手ながら、もてなしが素晴らしくこれも感激。単純硫黄泉の湯は入りやすく、地獄の眺めについつい長湯しそうになりました。

 ほか詳しくは以前のリポートも見てください。


 =続く=

 

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