☆温泉(中四国)☆

2014年11月22日 (土)

【〝至福″の湯めぐり】中国地方 恵の湯ずらり 

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 湯町の風景に溶け込み、大地の恵みで湯ったりー。まさに「至福のひととき」に違いありません。

 21日発行の中国新聞週刊タブロイドCueは、「中国地方 至福の湯巡り」特集。島根は有福、温泉津、玉造、岡山は湯原、そして山口は湯田温泉を紹介しています。

 「美肌」をもたらしてくれる素敵な湯が沸く、外湯巡りやそぞろ歩きが楽しい温泉地です。


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 至福といえば、秘湯や絶景湯めぐりのブログが人気のYOOMIさんこと関西在住の温泉愛好家・金裕美さん。あったかい湯のコミュニケーションをコラムで綴ってくれました。来月13日にはYOOMIさんの講演が広島市であります(詳細 http://www.yaruki-ouen.net/category/detail?id=630)=残席わずか。

 特集では気軽な日帰り旅にもと、北広島町7つの施設が集まった「きたひろ冷泉郷」や島根県雲南地域のスタンプラリーも載せています。

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2014年5月29日 (木)

【原爆と温泉】癒やしの「霊湯」

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 温泉は多くの被爆者も癒やしてきました。その証に、温泉津で出合えました。

  霊泉 元湯温泉
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 1300年の歴史を持つ共同湯「元湯」の左奥、薬師堂すぐ横に「原爆症」の治癒に感謝し建てられたという石碑を見つけました。

 原爆への怒りでしょうか。鬼の形相にも見える面の下にはめ込まれた陶板にはこう書かれています。なぜ英字表記なのか。プレスコードは52年まででしたから、理由が知りたくなります。


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【写真】元湯の外観と内湯。析出物で床が染まるほどミネラルが豊かな「霊湯」。

 元湯の隣、山県屋さんHPには「戦後しばらくは原爆の患者さん方が広島から毎年団体で来られ」とありました。ケロイドなど被爆の後遺症で悩む人たちから「よくなった、楽になった」という声があったそうです。

 被爆者の療養や保養を目的とした温泉施設は、利用者の減少や施設の老朽化で相次ぎ閉鎖されています。島根県江津市の有福温泉「有福温泉荘」は2013年に、別府市「別府原爆センター」は2011年にその役目を終えました。

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 センター正面にあった、商店の内湯や泥湯で知られた「神丘温泉」には「特効 原爆症」の文字が大きくあったことを思い出します=写真。

 広島・長崎県以外では同様の施設はもうありませんが、広島市には一般開放された温泉施設「神田山荘」が営業しています。1973年オープンで、今では1800メートルの大深度地下源泉(含弱放射能-Na・Ca-塩化物泉。泉温41.9℃)を利用し、市原爆被爆者協議会が運営しています。

 中心部から北へ車で10分ほどの郊外の高台にあり、その利便性の高さやトレーニングルームがあることなどから被爆者以外の利用も多くあります。露天風呂からは広島のデルタの街がうっすらと見下ろせます。

 温泉は誰のものかー。

 今も昔も、心や体に「傷」を負ったたくさんの人たちをあたたかく癒やしてきたことは、間違いありません。

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2014年4月29日 (火)

【茅原湯谷の霊水】北広島町の山間に「湯治場」の名残

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 江戸時代から終戦後まで続いた湯治場が広島にもあったとは。北広島町の山あいにひっそりと湧き出る名水で知られる「茅原(かやはら)湯谷の霊水」。


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男湯女湯のほか薬湯の3つの風呂釜があり、二階建ての宿泊施設は多くの人でにぎわった、と説明板にありました。


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 2キロ先には廃校になった小学校を再利用した田原温泉があります。内湯のほか露天も備え、休憩所は昔の体育館そのまま。神楽や地域イベントなどでもにぎわいます。

 広島は花崗岩の地質から、冷鉱泉がほとんどです。小学校の敷地から掘り出した田原温泉の源泉は、アルカリ性の単純放射能冷鉱泉。300年以上もの歴史があったと伝えられる「茅原湯谷温泉」。成分もこれにきっと近かったのかもしれません。

 <田原温泉>
  泉質:単純放射能冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉) 
  泉温:18度  
  Ph:8.7
  ラドン含有量:58マッヘ単位/kg
  成分総計:0.11g/kg
  湧出量:72L/分(動力揚水)


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2013年3月17日 (日)

【再訪・千原温泉】足元湧出 黄金色のハーモニー

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 プクップクッ、ポワッポワッ。褐色のぬる湯にいつまでも浸かっていたくなります。真下から湧き出る源泉に静かに身を任せる幸せ。秘湯で知られる島根県は千原温泉を再訪しました。

 前面が白壁で覆われたほかはほとんど以前と変わっていません。入浴料は500円。上がり湯の五右衛門風呂も健在です。源泉温度33.8度、ペーハーは6.5。

 あらためて分析表を見て驚かされます。総計10グラム。泉質は、ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉。旧泉質で「含二酸化炭素・ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉」と昨年...5月の調査結果がありました。変化があったのでしょうか。

 いずれにせよ、二酸化炭素泉、塩化物泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉の特長をそれぞれ持ち、足元湧出の長湯スタイルはとても貴重でしょう。苦味に塩気に金気に。まさにハーモニー。

 三次から島根への高速道がまもなく開通すると、ここへのアクセスもグッと良くなります。でも、いつまでもこのままでいてほしい。そう心から思える温泉ファン癒やしの場所です。

▽なかなかいいホームページです▽
http://www.chihara-onsen.jp/

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2012年11月25日 (日)

【ツルポカ湯原温泉】指南役ゲット!アルカリの極上露天

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 岡山県北は、アルカリ泉の宝庫。中国勝山駅を降りて、真庭市に入りました。川面もキラキラ、眩しい青空に目も覚めそう。懐かしい幕湯の真賀、そして足を過ぎ、さあ、指南役受講のため湯原へ向かいました。

 湯原温泉は、ダム下の川沿いにある露天風呂・砂湯が番付で「西の横綱」とされるなどで有名です。ペーハーが9を超すアルカリ度の高い温泉で、せっけん不要のツルツル湯が満ちています。そんな湯原と温泉の魅力を広め、知ろうとプチホテルゆばらリゾートのオーナー、古林伸美さんたちが始めたのが「温泉指南役」です。

 湯原は湧出量が豊富なため、草津よりも一人当たりが使える湯量が多いそうです。源泉温度も高くて50度といいますから、ほぼそのままで入れるのは大きな魅力です。これだけ濃厚な湯を源泉そのままでたっぷり楽しめるわけです。

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 さっそく砂湯へ。「ひとーつ!」…。古林さんの湯あみ口上が清々しい青空に響きます。廃油を再利用したロンドンタクシーで湯の町めぐり。講義では、環境やマナーを大切にしながら湯原温泉を大事に後世へ引き継いでいくことを教えてもらいました。

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 朝5時。朝霧に包まれた砂湯の幻想的なこと!まずはヌルめツルリの美人の湯でまったり。次は底から源泉プクプクちょいアツ子宝の湯へ。時には川の水で温冷交互浴?

 透き通ったヌルツル湯に肌も心もきっと大喜びです。最後は、透明度バツグン、アチチの長寿の湯で締めたら朝焼けの空が迎えてくれました。ああ、ポカポカ。

 現在は男性も女性もタオルをして入るようにマナーが変わり、女性用には湯に浸かっても重くならない湯浴み着も用意されていました。

 西の横綱たしかに。ダムからの眺めも爽快でした。


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