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2015年1月15日 (木)

【山田監督講演】「神戸ロケ 運命だった」

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 寅さんが柴又に帰ってきます。大慌てのおいちゃんやおばちゃん。嬉しそうな桜。そしていつもの大騒動…。

 スクリーンに映された「男はつらいよ」の名場面に観客は大笑い。往時の映画館にいるかのようです。ああ、これが寅さんの魅力なんだ、としみじみ。震災20年を迎える神戸「市民のつどい」で山田洋次監督の講演があり、10分ほどの総集編が流れました。

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 最終48作「紅の花」は被災直後の神戸でもロケが行われ、ラストシーンは長田区で撮影されました。「運命を感じた」と山田監督は話し、「あのとき必要だったのは笑いと元気でした」と誘致メンバーの方たちも振り返っていました。

 「人情味ある顔見知りの地域社会や町並み、そして家族の形が日本各地からどんどん消えている」。山田監督は長田区の人たちのあたたかいもてなしを思い起こしていました。

  「亡くなった方の分も毎日を大切に生きていこう」。西灘小の子どもたちの合唱「しあわせ運べるように」を会場のみなで歌い上げます。

 悲しみを分かち合い、心の支えを見つけられる街でありたい―。そんな想いをともにする時間になりました。そう、寅さんと一緒に。

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